シェアドディシジョンメイキング(SDM)ツールについて

シェアド
ディシジョン
メイキング
(SDM)

血友病A
またはBの患者
とその介護者

医療
従事者

tools

このツールは、血友病AまたはBの患者とその介護者が、医療チームとより有意義で協力的な会話ができるよう、情報収集を手助けするために作成されました。このSDMツールを使用し、医療チームと話し合った後に、現在の治療を継続するか、現在の治療を調整するか、新しい治療に切り替えるか、または選択肢についてもっと学習するかを決めることができます。このツールは、新たな情報や治療が利用可能になった際に更新されます。また、治療中いつでもくり返し利用できます。

このツールでできること

一連の質問を通して、自分の目標や、その目標が血友病とどう関係しているのかについて考えていきます。ツールの最後に回答の概要が作成されますので、医療チームとの話し合いのきっかけに役立ててください。

各治療法の詳細については、動画とファクトシートを参照してください。

便利な比較表を使って、治療の選択肢を比較します。

共同意思決定プロセスには、他の人(家族、友人、仲間、患者団体、介護者など)も参加することができます。

このツールを進めながら、医療チームに聞きたいあらゆる質問を書き留めましょう。このツールで聞かれた質問へのあなたの回答の概要も作成されます。これを印刷して次回の診察に持参すると、メモを取るのに役立ちます。

あなたの質問と回答概要を持参し、診察中にメモを取りましょう。

治療の切り替えは、患者とその家族、ライフスタイル、そして健康全般に影響を与えうる重要な決定です。必要な時間をかけて、利用可能なあらゆる治療選択肢を検討してください。意思決定を進めていくなかで、それぞれのステップやSDMツールを随時見直すことをお勧めします。

ほかに質問があれば用意し、次のステップについて話し合います。現在の治療を継続するか、現在の治療を調整するか、新しい治療に切り替えるか、または選択肢についてもっと学ぶかを決めることができます。ほとんどの治療選択肢において、いつでもシェアドディシジョンメイキングのプロセス(およびこのツール)に戻れることを知っておくことが大切です。治療を変更しないということもひとつの決定です。